家族の吸うタバコの煙にさらされた子供は、家族に喫煙者がいない子供に比べて、3歳までに虫歯になる可能性が2倍になったとの研究結果が出ているようです。
家族に喫煙者がいない子に比べて虫歯になる可能性が高く、特に面前で吸われる環境にあった子では2.14倍に高まったそうです。
これまでの研究では、受動喫煙によって唾液の成分が変化し、虫歯の原因菌が集まって歯垢(しこう)や虫歯ができやすくなる可能性が示されています。
お子さんの健康な発育のため、大人は生活習慣に十分気を付けるべきかもしれませんね。
オッス!オラ色即是空
家族の吸うタバコの煙にさらされた子供は、家族に喫煙者がいない子供に比べて、3歳までに虫歯になる可能性が2倍になったとの研究結果が出ているようです。
家族に喫煙者がいない子に比べて虫歯になる可能性が高く、特に面前で吸われる環境にあった子では2.14倍に高まったそうです。
これまでの研究では、受動喫煙によって唾液の成分が変化し、虫歯の原因菌が集まって歯垢(しこう)や虫歯ができやすくなる可能性が示されています。
お子さんの健康な発育のため、大人は生活習慣に十分気を付けるべきかもしれませんね。
何だか最近、歯茎がムズムズする、口の中が粘つくといった違和感はありませんか? 実はそうした症状は歯周病(歯肉炎や歯周炎)のサインかも。
日本人が歯を失う最大の理由は歯周病です。放置していると歯が抜け落ちてしまう恐れも……。
■自分で調べられる要注意サイン
そもそも歯周病とは、どんな病気なのでしょうか?
<歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう病気>とあります。まさに歯の“周り”の病気ですね。
ちなみにこの歯周病、以下のようなサインが出てきます。
・朝起きたとき、口の中が粘ついたり、変な味がしたりする
・歯を磨いたりフロスを使ったりすると出血する
・歯茎がはれている。押すとウミが出る
・歯茎が下がって、歯が長くなってきた気がする
・歯茎がむずがゆい
・歯がグラグラと動く気がする
・冷たい食べ物や飲み物が染みる
・硬い食べ物をかむと痛む
・歯と歯の間に食べ物がよく挟まる
・フロスや繊維性の食べ物が歯と歯の間によく引っ掛かる
・口臭がある
いかがですか? 歯周病は「沈黙の病気」と呼ばれ、自覚症状が少ない病気。上述のリストを頼りに要注意サインを見抜いて、あてはまる点が多い場合は検診を受けると良いかもしれません。
歯の表面や歯と歯の間に付着したプラーク(歯垢)は粘着性のあるフィルムで覆われており、1mgの歯垢の中に約1億個の虫歯菌や歯周病菌が住んでいます。「歯にブラシを直角にあてたとき、毛先が寝てしまうとバリアの役目を果たすフィルムを摩擦しにくい」ので、毛先が寝ないタイプが重要なのです。
山切りになっている歯ブラシは一般的に毛先が寝やすく、歯磨きの効率が下がってしまいがちです。フロスや歯間ブラシの使用率が低い日本人を思って、歯と歯の間を磨きやすくするために開発された立派な商品のはずですが、歯間の清掃は山切りの歯ブラシではなく、フロスや歯間ブラシを使って清掃するのがベストです。
虫歯は無いはずなのに、歯がしみたり、歯に激しい痛みが起きたりすることがあります。こういった場合は、歯周病が疑われます。歯周病とは、いったいどのような疾患なのでしょうか。