20141219sakamoto01

歯ブラシはいろいろな商品が出ています。それぞれによく考えられた素晴らしい製品ばかりなので、正直何を選んでいいのか分からなくなりますよね?

良いの悪いの玉石混交ですが、特に
毛先が山切りになった歯ブラシは要注意です。

歯の表面や歯と歯の間に付着したプラーク(歯垢)は粘着性のあるフィルムで覆われており、1mgの歯垢の中に約1億個の虫歯菌や歯周病菌が住んでいます。「歯にブラシを直角にあてたとき、毛先が寝てしまうとバリアの役目を果たすフィルムを摩擦しにくい」ので、毛先が寝ないタイプが重要なのです。

山切りになっている歯ブラシは一般的に毛先が寝やすく、歯磨きの効率が下がってしまいがちです。フロスや歯間ブラシの使用率が低い日本人を思って、歯と歯の間を磨きやすくするために開発された立派な商品のはずですが、歯間の清掃は山切りの歯ブラシではなく、フロスや歯間ブラシを使って清掃するのがベストです。